家族の枠を超えた子育て~お母さんインタビュー①~

前回のお父さんインタビュー第二段に続き今回はお母さんインタビューです☆

今回お話を伺うのは前回お話を伺った柴田さんの奥さんの泉さんです。

それではお話を伺っていきましょう!


―お母さんが共同保育室を利用するようになったキッカケはなんですか?

最初は会社のお花見イベントに参加したときに、ちょうど共同保育室の環境をもっと良くしようという動きがあってそれに誘われたのがキッカケでした。

何度か共同保育室に来るうちに周りのお母さん社員たちから仕事を頼まれるようになってきて週に1~2回くらいのペースで仕事もしながら共同保育室を利用しに会社に来るようになりました。

“共同保育室を利用することによって社会とつながっている感覚が持てる!”

―そういった中で共同保育室に継続的に来るようになったのはどうしてですか?

息子がお父さんと会える時間が増えるっていうのはあるんですけど。やっぱり、まわりのお母さん社員たちが働きかけてくれたのが大きかったです。

お母さん社員や共同保育室に来るお母さんたちだけじゃなくて他の社員さんにも私や息子が来ることを話してくれたりして、そうすると会話が生まれたり、受け入れられてるという感覚があって、毎回会社に来るのが楽しみになりました。


―共同保育室を利用するようになって変化はありましたか?

子育てをしているとどうしても子どもと自分だけになっってしまって悩んでしまうこともあるけど、ここに来ると信頼してる人達に会えて相談もできるし、悩みを抱えているのは私だけじゃないんだって安心感を得られて前向きに思えるようになりました。

色んな人たちと働きながら、子育てしながら関わりを持つことで、信頼している人たちや社会とつながっているという感覚を持てるようになったのは大きな変化だと思います。


―共同保育室を利用するときに不安などはありましたか?

もともと働きたいという思いがあったんですけど、不安が大きかったんです。仕事も子育てもどっちもちゃんとしたい。中途半端にしたくないという想いがありました。

でもそういうことも相談できる環境だったし、ここに来れば先輩たちが実際に仕事や子育てをしている様子をみられるからだんだんと不安は無くなっていきました。

“お手本になるお母さんが身近にいることが子育てやの支え”

―他のお母さん方を見て参考にしていることなどはありますか?

 子育てをしながら仕事をしようとするとどうしても思い通りに仕事が進まなかったりして最初は上手く出来なくて焦ってしまっていました。ですが、周りのお母さん社員に相談したり、時間の使い方や意識の変え方を見習ってみたり。そうすることで一日子どもと一緒にいて、尚且つ仕事に集中する時間と子どもを見る時間との切り替えができるようになってきました。子育てに関しても、仕事に関してもお手本になる方達が身近にいることでとても助かってます。

―あとがき

 今回、共同保育室を利用しているお母さん目線からのお話を伺いましたが、核家族化が進む中、子育てをしているお母さんはどうしても悩みを抱えてしまうと、自分と子どもだけの問題だと閉じていってしまうこともあります。

 ですが、違う世代のお子さんを持つお母さんや働きながら子育てをしているお母さんなど多世代との関わりを持つことによって自分と子どもだけがそういった悩みを持っているわけではないんだ。もっと周りに頼って良いんだと視野が広がるのと共に悩みの種も軽くなっていくのだなと思いました。

 また、共同保育室を利用し、家族の枠を超え子育てだけなく仕事を任されそれに応えることにより、“役に立てる”ということを実感することで社会と繋がっているという感覚をもつことが出来、お母さん自身の日々の生活のモチベーションを上げるひとつの要素になり、子育てにも仕事にも精一杯向かえるのではないでしょうか。

会社で子育てしてみたら

働くと育てるを一緒にできたら、子どももママも会社もHAPPYになるはず! 会社で子育てに取り組む「共同保育」プロジェクトを紹介していきます produced by 類設計室

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